日本の教育に電卓を導入できるか
日本人は教育に電卓を使わないというニュース記事です。
日本で教育に電卓を導入するならオーストラリア・ヴィクトリア州の数学試験が参考になるかもしれません。
このリンクはVCE(ビクトリア州教育証明書)の数学試験の情報です(英語)
Mathematical Methods (CAS) – Exams and Examination Reports
数学の試験はExam1とExam2に分かれています。
Exam1は日本の数学教育のように電卓禁止になっています。
Exam2はグラフ電卓が使用可能です。
このように電卓を使えない試験と使える試験に分けるなら日本でも導入しやすいのでしょうか。
日本の教育では数学に限らず、「機械に頼る人間は能力が低い」になっていますが、世界では「機械を操作できない人は無能」になっています。
私も世界の流れの方が正しいと思います。日本人は教育のせいか機械音痴が多いので、このままでは世界の流れについていけなくなります。
その反面、欧米では電卓を使わないと四則演算すらまともにできない人も多いと聞きます。特にアメリカの一般人は酷いようですね(その反面、アメリカ人のエリートは日本のエリートよりも遥かに有能ですが)。
アメリカだと 数学教育でTI-84 Plusシリーズがほぼ必須ですからね。その副作用かも。
(私もこのブログでTI-84 Plus CEを記事にしたことがあります)
というわけで、VCE(ビクトリア州教育証明書)の数学試験のやり方は参考になるのではないでしょうか。
実際にVCEがどのような教育効果を出しているのかはわかりませんが。
以上です。
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